クマっち「楽天SCHDって年4回分配金があるって聞いたけど、実際いつ・いくら入ってくるのか、正直よくわかってないんだよね」




「私も最初はそうでした。2026年8月にやっと1回目を受け取ったんですが、それまでは『決算月』と『入金日』の違いすら曖昧だったんです」
楽天SCHDの分配金は、年4回・決まった日に決算があり、そこから数営業日後に口座へ入金される仕組みです。この記事では、その楽天SCHD(投資信託)の分配金について扱います。
この記事では、決算日と入金日の関係、これまでの分配金の推移、そして国内・米国それぞれの税金の仕組みを、公式データにもとづいて整理します。私が2026年8月に初めて受け取った実体験も交えて、正直にお伝えします。
楽天SCHDの分配金はいつ?決算月と入金日のスケジュール



楽天SCHDの分配金は、年4回、決算日の数営業日後に口座へ入金されます。
決算日は2月・5月・8月・11月の25日(休業日なら翌営業日)と決まっていて、そこから分配金の計算や振込の手続きに数日かかるためです。
私の場合、2026年8月25日が決算日だった回(初めての受け取り)は、決算日から数営業日後に口座へ入っていました。
出典:交付目論見書(決算日・収益分配方針)




「『数営業日後』って、カレンダーだといつごろのイメージなの?」




「私のときは、25日の決算から数日おいて、翌月のはじめごろに口座へ入っていました。きっちり何日とは言い切れないので、月末〜翌月あたまを目安にしています」
次の決算日をチェックしたい方は、カレンダーに「2・5・8・11月の25日」とメモしておくと安心です。
これまでの分配金はいくら?受取額の推移



楽天SCHDの分配金は、設定以来の7回で70円から95円の範囲(税引前・1万口あたり)で推移しています。この中に、私が2026年8月に受け取った95円も含まれます。
| 決算日 | 分配金(税引前・1万口あたり) |
|---|---|
| 2025年2月25日 | 85円 |
| 2025年5月26日 | 70円 |
| 2025年8月25日 | 80円 |
| 2025年11月25日 | 85円 |
| 2026年2月25日 | 90円 |
| 2026年5月25日 | 90円 |
| 2026年8月25日 | 95円 |
出典:楽天投信投資顧問「楽天・SCHD 分配金」(2026年8月時点)
ただし金額は毎回同じではなく、基準価額の水準や為替、本家SCHD側の分配方針しだいで変わります。
実際、2025年5月は70円と、他の期より少なめでした。増えている傾向にあるからといって、次回も同じペースで増えるとは限りません。




「グラフだと右肩上がりに見えるけど、ずっとこの調子とは限らないんだね」




「そうなんです。私も“今回はこうだった”という記録として見て、次にいくら入るかは決めつけないようにしています」
金額を確約する情報ではなく、「振れ幅のある実績」として捉えておくのが安全です。
分配金を受け取るには|決算日までに保有しておく



分配金を受け取るには、決算日(25日)の時点でファンドを保有している必要があります。楽天SCHDは買付の申込から約定まで1営業日ほどかかるため、25日ぎりぎりに申し込むと間に合わない可能性があります。
実務的には、買付の申込を決算日の2営業日前(前々営業日)までに済ませておくのが目安です。ぎりぎりに申し込むと、決算日に間に合わない可能性があります。




「毎回その締切を意識するの、うっかり忘れそうだな」




「私は積立設定にして、買うタイミング自体を気にしなくていいようにしています。まとめて買い増すときだけ、決算日の数日前までに、と決めています」
私はまだ受け取ったのは1回だけですが、次の決算のあとも、ちゃんと口座に入るか見てみるつもりです。
分配金にかかる税金|国内20.315%と米国10%



結論から言うと、楽天SCHDの分配金は「米国の税金」と「国内の税金」の2段階で引かれます。そしてNISA成長投資枠を使っても、米国側の10%だけはどうしても残ります。




「税金が2段階ってどういうこと?NISAなら全部非課税じゃないの?」




「私もそう思っていたんですが、違いました。分配金の中身はもともとアメリカの会社の配当なので、日本に届く前に、アメリカ側で先に一部を取られてしまうんです」
NISAが非課税にできるのは「日本の税金」の部分だけです。米国の税金は日本の制度の外側で先に引かれているので、非課税の対象にはなりません。
具体的には、米国側で10%(日米租税条約にもとづく税率)、国内側で20.315%が対象になります。ただし特定口座(源泉徴収あり)なら、2020年に始まった「二重課税調整」という仕組みで、米国分の多くが自動的に還付されます。
出典:楽天証券 ファンド詳細ページ/国税庁 No.1331(税率20.315%の内訳)
| 口座 | 国内の税金 | 米国の税金 |
|---|---|---|
| 特定口座 | 20.315%課税。ただし二重課税調整で米国分の多くが自動還付 | 10%(多くは還付) |
| NISA成長投資枠 | 非課税(0円) | 10%(戻らない) |




「じゃあNISAで持つ方が損なの?」




「損というより『非課税になるのは国内分だけ』ということです。それでも国内20.315%が丸ごと消えるのは大きいので、私は成長投資枠で持ち続けています」
私が2026年8月に受け取った分も、この米国10%は引かれています。ただ金額がごく小さいので、引かれたこと自体は実感できませんでした。
この二重課税の仕組みは、以前「楽天SCHDはやめとけ」と言われる理由を検証した記事でも詳しく扱っています。



私が初めて分配金を受け取って気づいたこと【実体験】



私が楽天SCHDの分配金を初めて受け取ったのは、2026年8月でした。ただ、まだ積立額が少ないので、受け取った金額もごくわずかです。
正直なところ、金額が小さすぎて、税金が引かれているのかどうかも実感としてはよく分かりませんでした。それでも、記事や動画で何度も見てきた「分配金」が実際に自分の口座に入ってきたのは、はじめての感覚でした。




「少額だと、受け取ってもあんまり実感わかない感じ?」




「正直、金額だけ見るとそうですね。ただ『分配金が自分の口座に入る』という流れを一度通せたのは、これから増額していくうえで安心材料になりました」
楽天SCHDを買った経緯や、高配当が「損」と言われる中であえて選んだ理由は、こちらの記事に詳しく書いています。



毎月配当を目指して個別株と組み合わせる話は、こちらでまとめています。



まとめ|分配金は「年4回・変動あり・NISAでも米国10%」



この記事では、楽天SCHDの分配金がいつ・いくら入るか、そして税金の仕組みを見てきました。
この記事のポイントを振り返ります。
・決算は年4回(2・5・8・11月の25日)、入金は決算日の数営業日後
・これまでの分配金は70〜95円(税引前・1万口あたり)で推移。金額は保証されない
・分配金を受け取るには、決算日にファンドを保有している必要がある
・税金は米国10%+国内20.315%の2段階。NISA成長投資枠でも米国10%は戻らない
・私の受領実績はまだ2026年8月の1回のみ
ここまで読んだあなたなら、次の決算日が来たときに「いつ・いくら・税金はどうなるか」を自分で確認できるはずです。
本家SCHD(連動指数や仕組み)について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。



次の決算日をカレンダーにメモして、実際に入金を確認してみてください。
出典
- 楽天投信投資顧問「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)|楽天・SCHD 分配金」(決算日ごとの分配金実績・決算スケジュール・分配金額に関する注記):lp.community.rakuten-toushin.net
- 楽天投信投資顧問「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」交付目論見書(使用開始日2026年5月26日/決算日=2・5・8・11月の各25日〈休業日は翌営業日〉、収益分配は毎決算時に収益分配方針に基づき実施〈必ず分配を行うものではない〉、普通分配金への課税20.315%):rakuten-toushin.co.jp(PDF)
- 楽天証券「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」ファンド詳細ページ(受渡日=申込受付日から起算して5営業日目〈換金時の受け渡しルール〉、購入時手数料なし、NISA成長投資枠可・つみたて投資枠不可):rakuten-sec.co.jp
- 国税庁「No.1331 上場株式等の配当等に係る申告分離課税制度」(税率20.315%=所得税及び復興特別所得税15.315%+住民税5%の内訳):nta.go.jp
- 米国源泉徴収10%・特定口座での二重課税調整の仕組みは、日米租税条約および2020年開始の外国税額調整制度にもとづきます。数値は2026年9月時点のものであり、税制は今後変更される可能性があります。
本記事は情報提供が目的で、特定の商品の購入を勧めるものではありません。分配金の金額・税制の扱いは変わる可能性があり、将来の成果を保証するものではありません。税務の最終判断はご自身の状況にあわせて税理士・税務署等にご確認ください。





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